ここは十二国記ファンサイトでした

第五回 「第一回の尾崎お蝶様、その愛」を、桓堆・祥瓊でやってみたら

実はこの遊戯部屋をひどく作りたいと思った理由の一つに、今回のネタを頂いたからというのが多分にあります。
私が、「エースをねらえ!」語りを、とある所でえんえんと捲し立てておりましたら、それを読んでいて下さっていた「魍魎の宮」の戸川紀様が、「こんなのは如何ですか」と、抱腹絶倒ものの「パロディー」の数々をお寄せ下さったのでございます。今回はその中の一つをご披露いたします。
もう、もう、それを拝読した時の私の興奮と言ったら、思わず
「紀ちゃん、それ持って二人で売り込みに行きましょう(だから何処へ)」と、おお叫びをした次第で。
……まぁ、売り込める筈も無く、しかし、諦めきれない私は、じゃあ自分宅で公開すりゃイイジャンという思考回路に。
サイト持ちの後押しをこんな所で受けてしまうとは。戸川様、恐ろしい方だ(ほんの、冗談です;;)ああ、長々前置きはいいですね。
では、皆様宜しいでしょうか?戸川様の華麗なる変換技術をお楽しみ下さいませ。

********************************************************************
原作者 山本鈴美香先生
編集者 凛
妄想者 戸川紀様

キャスト
尾崎・・・桓堆
お蝶・・・祥瓊
藤堂・・・月渓
岡 ・・・陽子(友情出演)

【凛の元文】
海が見たいとお蝶婦人はいった。お供しますよ、と尾崎は言う。
「一人になりたいのです」お蝶婦人これを拒否。「僕がいてもあなたは一人だ」
この尾崎の言葉に、お蝶婦人は何処かほっとするんです。もしや、自分の事をわかってくれるのではないかと。
そこで、ぽつりポツリとお蝶婦人の独白。
ある時自分は傷ついたと心底思った(それは↑のような内容)
あれもこれも耐えがたい屈辱だと思う事もあった。
しかし、自分は変わらずこうしている。なんて事を、満ち潮を見ながら呟くのです。
尾崎は何も言わず、ただ聞いていた。しかし、その空気は、お蝶婦人の心を知りつつ、包み込もうとする深い愛情が満ちていた。お蝶婦人は、この人なら…っと思ったのかもしてません。

……で、ここからですよ。大笑いシーンは。ちょっと高い岩の上にたってたんです。
お蝶婦人は。ここから降りる際、自分の事を理解してくれそうな、尾崎にお手を触れさす行為をお許しになった。
「あたくしをエスコートしてもよろしくてよ」みたいな!!
もろ、女王様と下僕の図なんです。
しかもそのまま、二人で帰るかと思いきや、お蝶婦人はさっさと帰ってしまう。
「今回は手は触れさせて差し上げたけれど、隣に並ぶことはまだまだ許しませんわよ」(日本語めちゃくちゃ?)とでも思ったのでしょうか?
更に更に、もっと大笑いなのが、そんな女王様ぶり全開にも関わらず、尾崎は一人公衆電話で藤堂に報告してんですよぉ〜〜。
思い続けた3年半で、やっと、やっと……なんつって。もう、びっくりですって。
だって、抱きしめたわけでも、ましてやチューでもないじゃん。
下手したら、降りる時危なかったから、その辺にいた男(尾崎)に助けて貰っただけかもしれないじゃん。
それをさぁ、大層に大層に言うのよ。「恋をして良かった」とまで、のたまわって。
面白い、面白すぎるぅ。はぁはぁ。
これだけでも、長々語ってますが、尾崎と麗香の純情物語はこれでは終らない。

お蝶婦人が入院していると、尾崎がどうして何も言ってくれなかったのだとばかりに、切なげに病室に飛び込む。

(俺はやっぱり、お蝶さま(そう呼んでるんですよ)にとって箸にも棒にもかからない存在なのか)
と、思ったのか思わないのか分かりませんが、とにかく尾崎は心配でこういいます。
「あなたの強さが悲しいのです」
すると、お蝶婦人は「海が支えだった」という。
前も触れましたが、多分これでお蝶婦人は全てを語った気でいますよ。
でも、全然わかんないけど。しかし、分かんないなりに考えてみました。

これまで自分が歩いていた表舞台を岡に渡し、全て岡をサポートする為に回った。
「世界は麗香で〜」だった彼女には、なかなか辛かった事もあっただろう。
しかし、海での尾崎との触れ合い、アレだけを胸に抱いて頑張ってこれた。それを伝えようとしたのかなぁ。
でもって、ただねっとりと追いかけてきただけではない尾崎君は、お蝶婦人の「皆まで言うな」な言葉を上手事理解し、見開き二ページまたいで、薔薇なんかも飛ばして、感動に打ち震える。
「藤堂……息が詰まりそうだ俺は!」って……。
ここでも、藤堂に報告なのかよ(心の中だけど)

・・・・・・
誤変換中
・・・・・・

【桓堆・祥瓊を当て嵌める】
雲海が見たいと祥瓊はいった。一緒に行こうか、と桓堆は言う。
「一人になりたいの」祥瓊これを拒否。「俺がいてもお前は一人だ」
この桓堆の言葉に、祥瓊は何処かほっとするんです。もしや、自分の事をわかってくれるのではないかと。
そこで、ぽつりポツリと祥瓊の独白。
ある時自分は傷ついたと心底思った(それは↑のような内容)
あれもこれも耐えがたい屈辱だと思う事もあった。
しかし、自分は変わらずこうしている。なんて事を、満ち潮を見ながら呟くのです。
桓堆は何も言わず、ただ聞いていた。
しかし、その空気は、祥瓊の心を知りつつ、包み込もうとする深い愛情が満ちていた。
祥瓊は、この人なら……っと思ったのかもしてません。

……で、ここからですよ。大笑いシーンは。ちょっと高い岩の上にたってたんです。
祥瓊は。ここから降りる際、自分の事を理解してくれそうな、桓堆にお手を触れさす行為をお許しになった。
「あたくしをエスコートしてもよろしくてよ」みたいな!!
もろ、女王様と下僕の図なんです。しかもそのまま、二人で帰るかと思いきや、祥瓊はさっさと帰ってしまう。

「今回は手は触れさせてあげたけれど、隣に並ぶことはまだまだ許さないわ」(日本語めちゃくちゃ?)とでも思ったのでしょうか?
更に更に、もっと大笑いなのが、そんな女王様ぶり全開にも関わらず、桓堆は一人青鳥を飛ばして月渓に報告してんですよぉ〜〜。
思い続けた3年半で、やっと、やっと……なんつって。もう、びっくりですって。
だって、抱きしめたわけでも、ましてやチューでもないじゃん。
下手したら、降りる時危なかったから、その辺にいた男(桓堆)に助けて貰っただけかもしれないじゃん。
それをさぁ、大層に大層に言うのよ。「恋をして良かった」とまで、のたまわって。
面白い、面白すぎるぅ。はぁはぁ。
これだけでも、長々語ってますが、桓堆と祥瓊の純情物語はこれでは終らない。

祥瓊が臥室に伏していると、桓堆がどうして何も言ってくれなかったのだとばかりに、切なげに臥室に飛び込む。
(俺はやっぱり、祥瓊にとって箸にも棒にもかからない存在なのか)
と、思ったのか思わないのか分かりませんが、とにかく桓堆は心配でこういいます。
「お前の強さが悲しい」
すると、祥瓊は「雲海が支えだった」という。
前も触れましたが、多分これで祥瓊は全てを語った気でいますよ。
でも、全然わかんないけど。しかし、分かんないなりに考えてみました。

これまで自分が歩いていた表舞台を陽子に渡し、全て陽子をサポートする為に回った。
「世界は祥瓊で〜」だった彼女には、なかなか辛かった事もあっただろう。
しかし、雲海での桓堆との触れ合い、アレだけを胸に抱いて頑張ってこれた。それを伝えようとしたのかなぁ。
でもって、ただねっとりと追いかけてきただけではない桓堆は、祥瓊の「皆まで言うな」な言葉を上手事理解し、見開き二ページまたいで、薔薇なんかも飛ばして、感動に打ち震える。
「月渓殿……息が詰まりそうだ俺は!」って……。
ここでも、月渓に報告なのかよ(心の中だけど)

【戸川様のコメント】
_| ̄|○

お蝶の余りの迫力にちょっと十二国記っぽくないです。桓堆と月渓ってばそんなに仲が良かったのかよ?って感じになってしまいました。
いや、結構二人で青鳥飛ばしあう仲だったらそれはそれで面白いですがvv
******************************************************************************
だははははははははは……
ちょっと登場人物を弄っただけなのにね。本当に、面白いわ。
桓堆、月渓の関係にも新たな発見があったし。そうか、二人はペンフレンド(?)だったんだぁ〜。
で、こう言う無責任な悪乗りは大好きな私は、桓堆、月渓で変換してみた。
拙いですけど、次予告。
「第二回で書いた藤堂、尾崎、ベットでのひとコマ」を月渓、桓堆でやってみたらへ続く…


禁無断転写