(俺はやっぱり、お蝶さま(そう呼んでるんですよ)にとって箸にも棒にもかからない存在なのか)
と、思ったのか思わないのか分かりませんが、とにかく尾崎は心配でこういいます。
「あなたの強さが悲しいのです」
すると、お蝶婦人は「海が支えだった」という。
前も触れましたが、多分これでお蝶婦人は全てを語った気でいますよ。
でも、全然わかんないけど。しかし、分かんないなりに考えてみました。
これまで自分が歩いていた表舞台を岡に渡し、全て岡をサポートする為に回った。
「世界は麗香で〜」だった彼女には、なかなか辛かった事もあっただろう。
しかし、海での尾崎との触れ合い、アレだけを胸に抱いて頑張ってこれた。それを伝えようとしたのかなぁ。
でもって、ただねっとりと追いかけてきただけではない尾崎君は、お蝶婦人の「皆まで言うな」な言葉を上手事理解し、見開き二ページまたいで、薔薇なんかも飛ばして、感動に打ち震える。
「藤堂……息が詰まりそうだ俺は!」って……。
ここでも、藤堂に報告なのかよ(心の中だけど)
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誤変換中
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【桓堆・祥瓊を当て嵌める】
雲海が見たいと祥瓊はいった。一緒に行こうか、と桓堆は言う。
「一人になりたいの」祥瓊これを拒否。「俺がいてもお前は一人だ」
この桓堆の言葉に、祥瓊は何処かほっとするんです。もしや、自分の事をわかってくれるのではないかと。
そこで、ぽつりポツリと祥瓊の独白。
ある時自分は傷ついたと心底思った(それは↑のような内容)
あれもこれも耐えがたい屈辱だと思う事もあった。
しかし、自分は変わらずこうしている。なんて事を、満ち潮を見ながら呟くのです。
桓堆は何も言わず、ただ聞いていた。
しかし、その空気は、祥瓊の心を知りつつ、包み込もうとする深い愛情が満ちていた。
祥瓊は、この人なら……っと思ったのかもしてません。
……で、ここからですよ。大笑いシーンは。ちょっと高い岩の上にたってたんです。
祥瓊は。ここから降りる際、自分の事を理解してくれそうな、桓堆にお手を触れさす行為をお許しになった。
「あたくしをエスコートしてもよろしくてよ」みたいな!!
もろ、女王様と下僕の図なんです。しかもそのまま、二人で帰るかと思いきや、祥瓊はさっさと帰ってしまう。
「今回は手は触れさせてあげたけれど、隣に並ぶことはまだまだ許さないわ」(日本語めちゃくちゃ?)とでも思ったのでしょうか?
更に更に、もっと大笑いなのが、そんな女王様ぶり全開にも関わらず、桓堆は一人青鳥を飛ばして月渓に報告してんですよぉ〜〜。
思い続けた3年半で、やっと、やっと……なんつって。もう、びっくりですって。
だって、抱きしめたわけでも、ましてやチューでもないじゃん。
下手したら、降りる時危なかったから、その辺にいた男(桓堆)に助けて貰っただけかもしれないじゃん。
それをさぁ、大層に大層に言うのよ。「恋をして良かった」とまで、のたまわって。
面白い、面白すぎるぅ。はぁはぁ。
これだけでも、長々語ってますが、桓堆と祥瓊の純情物語はこれでは終らない。
祥瓊が臥室に伏していると、桓堆がどうして何も言ってくれなかったのだとばかりに、切なげに臥室に飛び込む。
(俺はやっぱり、祥瓊にとって箸にも棒にもかからない存在なのか)
と、思ったのか思わないのか分かりませんが、とにかく桓堆は心配でこういいます。
「お前の強さが悲しい」
すると、祥瓊は「雲海が支えだった」という。
前も触れましたが、多分これで祥瓊は全てを語った気でいますよ。
でも、全然わかんないけど。しかし、分かんないなりに考えてみました。
これまで自分が歩いていた表舞台を陽子に渡し、全て陽子をサポートする為に回った。
「世界は祥瓊で〜」だった彼女には、なかなか辛かった事もあっただろう。
しかし、雲海での桓堆との触れ合い、アレだけを胸に抱いて頑張ってこれた。それを伝えようとしたのかなぁ。
でもって、ただねっとりと追いかけてきただけではない桓堆は、祥瓊の「皆まで言うな」な言葉を上手事理解し、見開き二ページまたいで、薔薇なんかも飛ばして、感動に打ち震える。
「月渓殿……息が詰まりそうだ俺は!」って……。
ここでも、月渓に報告なのかよ(心の中だけど)
【戸川様のコメント】
_| ̄|○
お蝶の余りの迫力にちょっと十二国記っぽくないです。桓堆と月渓ってばそんなに仲が良かったのかよ?って感じになってしまいました。
いや、結構二人で青鳥飛ばしあう仲だったらそれはそれで面白いですがvv
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だははははははははは……
ちょっと登場人物を弄っただけなのにね。本当に、面白いわ。
桓堆、月渓の関係にも新たな発見があったし。そうか、二人はペンフレンド(?)だったんだぁ〜。
で、こう言う無責任な悪乗りは大好きな私は、桓堆、月渓で変換してみた。
拙いですけど、次予告。
「第二回で書いた藤堂、尾崎、ベットでのひとコマ」を月渓、桓堆でやってみたらへ続く…